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知って得する。自分に合った投資のメリット・デメリットを考えてみよう!

2021/09/24

更新日 2022年9月30日

昨今の世界的パンデミックでライフスタイルの変化や、少子高齢化社会に突入した日本経済の先行き不安を前に、「投資」を考える人が増えています。
しかし、「将来の安心のために投資を始めたい」と思っても、何をどうすればよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、初心者にも分かりやすく人気の投資方法やそれぞれのメリットとデメリットを解説します。
ご自身の環境にあった投資を見つけてみてください。

この記事はこんな人にオススメ
  • 自分に合った投資方法を知りたい
  • 投資のメリットやデメリットを知りたい

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投資とは?

投資とは「利益を得るために、資金を投じる」ことを言い、その種類はさまざま。
なかでも代表的なものに、株式や債券、投資信託などに資金を投じる証券投資と、マンションやアパートを売買したり、賃貸したりする不動産投資があります。

また、投資の方法には、短期間に売買を繰り返して利益を得る「短期投資」と、長期にわたり商品を保持し続ける「長期投資」の2種類があることも覚えておきましょう。

投資ごとのメリット・デメリット

投資には、株式、FX、投資信託、仮想通貨など多くの種類があります。
ここからは、投資方法のそれぞれのメリットとデメリットを解説していきます。
それぞれのリターンやリスク、投資にかかる期間を踏まえて、メリットとデメリットを把握すれば、自分に合う投資を絞り込むことができます。

株式

投資方法の中で最も知られているのが株式投資です。
株式会社が発行する株を売買します。

株式投資で利益を得るには、キャピタルゲインと言われる、その差益を狙うのが一般的です。
株価が安いときに株を買い、上昇したときに売ることで得られる利益を値上がり益と言います。

また、株を保有していれば受け取れる配当金や、株主優待もメリットといえるでしょう。
さらには株主総会への参加権利が与えられ、会社の経営や人事に意見することが可能です。

株を購入するには、一般的に「株価×購入株数(+手数料)」の元手が必要になります。
購入株数は原則100株からなので、安値の銘柄でも5万〜10万円程度は用意しなくてはいけません。ただし、100株未満で売買を行っている証券会社もありますので、場合によっては1万円程度からでも始められます。

デメリットとして、価格変動による損失が発生することを知っておきましょう。

✅キャピタルゲインとは?もっと詳しく

FX(外貨為替取引)

「FX(Foreign Exchange)」の正式名称は、「外国為替証拠金取引」といいます。
外国の為替(通貨)を利用して売買を行い、差益を得ようとする投資のこと。
一般的に円高のときに外貨を買い、円安のときに売ることで差額が利益になります。
日本円とドルだけでなく、数多くの通貨ペアがあります。

FXには「レバレッジ」という仕組みがあり、資金が少額でもその何倍もの通貨を買うことができ、利益も大きくなります。

また、株式などに比べて通貨の種類は限られるため、投資対象は選びやすいといえるでしょう。
国内のFX会社であれば、証拠金の最大25倍までの取引が可能。
世界各地で為替市場は開かれており、平日であれば24時間取引できるところもメリットです。

大きな利益を得る可能性もありますが、利益同様に損失も大きくなりがちです。
価格変動が激しく損失が大きくなることや、24時間取引ができる分、値動きのチェックが常に必要になるところがデメリットといえます。

預金

預金は、銀行にお金を預けることを言います。預金も投資方法のひとつであり、その種類もさまざまで、普通預金や定期預金などその人にあった方法を選べます。

銀行に普通預金や定期預金口座を作り、お金を預けることで発生する利息が利益となります。
そのほかの投資と比べ、預けた金額が減ってしまう「元本割れ」のリスクがないため、誰でも始めやすいという特長を持っています。

しかし、普通預金より利率の高い定期預金であっても、現在の利率が低すぎるため、ほとんど利益は得られません。

投資信託

投資信託とは、資産運用の専門家であるファンドマネージャーが、投資家から集まった資金を株式やFX、不動産、債券などに投資する金融商品です。投資で得られた利益は、投資家の出資額に応じて配当されます。少ない資金で始められ、運用も専門家に任せられるので、初心者でも始めやすいといえるでしょう。

ただし、資産運用の専門家に任せても「元本割れ」のリスクは避けられません。
また、購入時手数料や運用管理費用などの手数料がかかることや、短期的に利益を得たい人には不向きな投資方法です。

✅元本保証の金融商品のメリット・デメリットを知ろう!

不動産投資信託

「Real Estate Investment Trust」の頭文字を取って、「REIT(リート)」とも呼ばれる不動産投資信託。投資家から集めた資金を不動産に投資し、そこから得られた家賃収入や売買益を出資額に応じて配当するものです。

少ない資産で始められ、運用は専門家任せで管理に手がかかりません。
実物の不動産の購入や管理をする必要がなく、資産価値が急落することが少ないため、安定して利益を得やすいといえるでしょう。

間接的な不動産オーナーにはなれますが、投資した不動産の管理権限は与えられません。
また自然災害による不動産の損壊や、空室が続いた場合は損失を被ってしまうことがあります。

iDeCo

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、自分で掛け金を決め、自分で運用する「私的年金制度」のことです。年金制度のため、原則60歳まで引き出せませんが、賭け金の全額所得控除、運用益を非課税で再投資、受け取り時の控除など、税制上の優遇措置はとても魅力的です。

iDeCoは、将来受け取る金額は確定していません。
加入者自身が選んだ商品の運用結果と掛け金の額によって、受取る金額が決まります。
元本確保型の商品でなければ、運用結果次第で元本割れのリスクもあります。

不動産

不動産投資とは、実際にマンションやアパートといった建物、土地を購入して運用し、利益を得ることです。利益を得る方法としては、入居者などに貸して得られる「家賃収入」と、不動産価格が上がった時に売却して得る「売却益」があります。

インフレやデフレに影響されにくいという性質や、家賃収入という不労所得を得られることから、年金対策にもなります。

デメリットとしては、不動産を購入する多額のお金が必要なため、初期投資のハードルが高いこと。また、購入した建物の修理・維持費がかかることや、入居者がいない空室リスクを抱えることがあります。

✅継続して収入を得られるインカムゲインの利回り別おすすめ投資商品とは?
✅ 資産保有で生まれるインカムゲインのメリット・デメリットを知ろう!

NISA

NISAとは、投資に関する税の優遇制度のこと。「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の3種類があり、それぞれ仕組みが異なります。

「一般NISA」であれば、NISA口座を利用して投資した株式や投資信託の利益は、年間120万円までの投資分が、「つみたてNISA」は購入金額が年間40万円まで非課税になります。
運用益や配当金には、通常20%程度の税金が掛かるので、メリットは高いと言えるでしょう。

NISAの非課税適用期間は、期限付きで永久的に利用できるわけではありません。
「一般NISA」の場合、非課税の期間は最大5年間で、非課税枠を利用しての投資総額は合計で600万円までと決められています。

また、ひとりにつき一口座しか開設できない、他の口座で発生した利益・損失との損益通算ができないといったデメリットがあります。

金投資は、実物資産である金に投資をする方法です。
純金積立や投資信託など、投資方法もさまざま。

金は、株式やFXと同じく毎日取引が行われることで価格が変動しますが、金それ自体が持つ価値が変動する点が異なります。そのため、無価値になってしまうような信用リスクが少ないといえるでしょう。

取引は米ドル建てで行われるため、為替の変動によるリスクがあります。
また、景気などの実体経済による影響が少なく、独特の値動きをするため、価値の上がり下がりを判断するのが難しいといえます。

仮想通貨

仮想通貨とは、デジタル通貨とも言われる電子データのみでやりとりされる通貨で、国家によって発行された法定通貨とは異なります。

主に、インターネット上での取引に用いられ、24時間365日絶えず取引が可能。
海外への送金・決済が安価に済むといった点があげられます。

仮想通貨は購入しても税金はかかりませんが、売却して利益が出た場合には確定申告が必要です。ほかの投資に比べて変動が激しいため、短期間で大きい利益を得られる場合があります。

激しい価値の変動のため、損失が大きくなるリスクがあります。
また、ハッキングによって仮想通貨を消失したり、国によって規制されたり、将来的な不安要素が多いなどのデメリットも。

長期投資とは

長期投資とは、将来的な成長を予測して金融商品を保有し、継続的な収益を得ることを目的にした投資の方法のことです。
投資してすぐに利益が出なくても、安定して利益を得たいという人に向いています。

長期といっても、どれくらいの期間を指すのか決まっていませんが、一般的には3年以上保有し続ける場合を指します。
また、継続的な収益とはインカムゲインとも言い、保有し続けることで得られる収入で、不動産投資であれば家賃収入を指します。

✅ 安定的な収益を期待できる長期投資のメリット・デメリットとは?
✅ マンション投資で長期安定的に収益を生み出す資産運用術

長期投資と短期投資とは何が違う?

長期投資に対して、保有する金融資産が目標まで値上がりしたら売却し、値下がりしている金融資産を買ってまた売るという「短期投資」という方法があります。
継続して利益を得るには、値動きを予測する専門知識やテクニカルな分析が必要です。

長期投資でも、そうした知識や分析力があるに越したことはありません。
しかし、それよりも重要なのは、「いつまでに、いくらの資産を作り上げるかという計画性」「投資先企業の実績や理念の理解」「社会状況の変化による資産価値変動に備え、資産を分散させること」です。

長期投資のメリットとは?

長期投資のメリットは、以下のような点が挙げられます。

・複利効果で資産を増やしやすい
・日々の値動きにとらわれない
・運用が安定する
・リスク分散がしやすい
・初心者も始めやすい
・投資に時間をとられない
・精神的負担が少ない

長期投資のデメリットとは?

長期投資のデメリットは、以下のような点が挙げられます。

・すぐに利益は出ない
・将来の状況が読みづらい
・運用コストが大きくなる
・年齢的に若いときから始める必要がある
・失敗するリスクがある

より詳しく長期投資のメリットを知りたい方は、以下の記事をお読みください。
▼『安定的な収益を期待できる長期投資のメリット・デメリットとは?』

まとめ|投資のメリット・デメリットを考えてゴールを設定

正しい知識を持てば、投資は決して怖いものではありません。
少額から始められる商品も増え、ネットや書籍から情報を得ることも簡単になっています。

一方で「自分の人生設計のうえでどういう資産形成をしたいのか?」
「どういう投資が自分に合っているのか?」など、自分自身を見極めることかもしれません。
無理のない計画、リスクを可能な限り避けた投資から、将来の安心を切り開く入り口を見つけてください。

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ZENGO CHEN
ZENGO CHENRIMAWARIBLOG編集責任者
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