安定的な収益を期待できる長期投資のメリット・デメリットとは? | 利回り不動産

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安定的な収益を期待できる長期投資のメリット・デメリットとは?

2021/08/13

<最終更新日> 2021年10月15日

将来に備えた資産形成方法として、若い世代を中心に「長期投資」に関心を寄せる人が増えています。
さまざまな点から、初心者にもすぐに始めることが可能で、高い投資成果を期待できるといわれています。

今回は、長期投資がなぜ初心者に向いているのか、そのメリット・デメリットは何か、どのような点に注意すればよいのかを解説します。

この記事はこんな人にオススメ
  • 投資に興味がある
  • 長期投資におけるメリット・デメリットを知りたい

時間を味方につける長期投資とは何?

長期投資とは、名称のとおり長期間金融資産を保有し続ける投資方法です。
「長期」の明確な定義はありませんが、少なくとも3年超、できれば10年以上を目安に、同じ金融商品を保有し運用することを指します。
言い換えれば、目先の利益にとらわれず、平均的な収益を安定させることに主眼を置き、時間を味方につけ、無理のない資産形成を目指す投資方法といえるでしょう。

長期投資と短期投資の違いとは?

長期投資とは対照的に、短い期間で収益を上げることを目的とするのが「短期投資」です。
こちらも投資の期間に明確な定義はありませんが、1日から数週間、長くても1年未満で、場合によっては数時間で売買を行うこともあります。
いずれにしても、保有する金融商品の目先の値動きを常に予測し、値上がりしたらすくに売却して収益を上げる投資方法です。

一方で、長期投資は短期で売買を繰り返すことはせず、一度購入した金融商品は長期間保持し続けることで安定的な収益を目指します。

なお、短期投資は売却時に得られる収益=キャピタルゲインが利益を上げる方法ですが、長期投資ではこれに加えて、株式であれば配当金や株主優待、債券であれば利息、不動産ならば家賃収入といったように、保有しているだけで得られる収入=インカムゲインも利益として見込めます。

長期投資のメリットは何?

短期投資と違って、リスクを極力減らすことで、安定した収益が期待できる長期投資ですが、事前にそのメリットとデメリットをぜひ理解しておきたいものです。

メリット1
長期により収益率が安定

投資では、長期で運用を続けた場合、運用期間中に大きくマイナスやプラスに動くこともありますが、平均すれば収益率が安定していく傾向があります。
これは、リターンの振れ幅が時間とともに小さくなっていくことで、収益率の最高と最低の開きが段々なくなっていき、概ねプラスの値で落ち着くことを意味します。
もちろん、ある金融商品を長期で保有すれば必ず運用成果が上がるわけではありませんが、短期投資と比較した場合、安定した運用を期待してもいいでしょう。

メリット2
複利効果を高めやすい

長期投資は、一般に複利運用を行います。

複利運用で生まれる複利効果とは、投資の元本から得られた利息や配当金を、そのまま元本に加えて再投資を行うので、投資元本の額が大きくなるのにともない利息も増えます。
例えば、年利5%が期待できる金融商品を100万円購入した場合、単利運用では毎年得られる利益は5万円のままです。

一方、複利運用では1年後には利益の5万円を加えて元本が105万円と増え、2年後の利益は52,500円となります。そのまま10年運用を続ければ、単利運用の場合は150万円、複利運用の場合は162.9万円まで増えます。
この差は運用期間が長くなればなるほど開き、長期投資こそが複利効果が大きくなるのです。

メリット3
リスクコントロールがしやすい

短期投資に比べリスクコントロールがしやすいのも、長期投資の大きなメリットです。

長期投資では、一時的な値動きに左右されることなく、将来的に値上がりが見込めるかどうかがポイントになります。
また、大きな損失を避けるため、資産を分散させられるのも長期投資のメリットです。

株式や投資信託、不動産投資など複数の分野に投資を振り分けたり、投資先の会社や物件を分散させたりして、うまく分散投資ができれば、一部の運用成績が低迷しても全体として利益の平均化=リターンの安定が望めます。

メリット4
時間を取られない

株式やFXで短期投資を行う場合には、変動し続ける値動きを常にチェックし、最適なタイミングで売買取引することができなければ、収益を上げることができません。

一方で、長期投資の場合は、金融商品を購入したあとは短期投資ほどに値動きを頻繁に確認する必要はないといえるでしょう。
こうした利点から、本業を持ち、お勤めをされている人でも始めやすい投資方法です。

また、日々の値動きに一喜一憂する必要がないので、精神的な負担も軽減しつつ資産形成を行うことができます。

長期投資のデメリットは何?

短期投資に比べ、時間もとられず、精神的な負担も軽い長期投資。
5年、10年といった単位での運用を前提としますが、これにはメリットばかりでなくデメリットもあります。
ここでは、事前に心得ておきたい、長期投資のデメリットを解説します。

デメリット1
短期で利益を出しにくい

長期的な運用で利益を安定させることを目指す長期投資では、数カ月や1年単位といった短期での大きな利益は望めません。

例えば、株式投資であっても、短期投資とは目のつけどころが大きく異なります。
長期投資では、投資先の会社の将来的な成長を見込むので、利益が生まれるまでには数年の年月が必要です。
短期間で大きく資産を増やすことには向いていないといわれています。

デメリット2
お金や時間のロスが大きい

収益を上げるまでの投資期間が長いということは、将来の動向を予測して投資をするということです。
しかし、人は誰しも未来を確実に予測することはできません。
1年先の動向であれば多少の予測もできるかもしれませんが、5年先、10年先とスパンが長くなればなるほど不確実性は増します。

考えられる事態としては、投資先の倒産、業界全体の衰退、市場規模の縮小、大規模な災害の発生といった、多くの要素が考えられます。
長期投資を行っても、成果が上がらずに終わる可能性も無きにしもあらず。
そうなった場合は、実際の損失だけでなく、他の方法で投資をする機会を逃したことにもなります。

デメリット3
運用コストが大きい

投資信託であれば、投資家から集めたお金を投資会社が運用するにあたっての管理費を、利益の有無に関わらず支払う必要があります。
つまり、金融商品を保有しているだけでコストが発生し、運用期間が長くなればなるほど、運用コストがかさみます。

金融商品選びにおいては、運用コストを加味したうえで利益が出るであろう商品を選ぶことが肝心です。
純粋な値上がり益は出ていたとしても、運用コストで利益が相殺されてしまうこともあるので注意しましょう。

長期投資の対象商品とは?


それでは、長期投資のメリットを活かせる投資対象には、どのようなものがあるのでしょう。
ここでは投資先となる主な金融商品を紹介します。

1|株式

株式には保有していることで得られる配当金のインカムゲインと、株価が株式購入時よりも上がり、売却することで得られるキャピタルゲインの2つが期待できます。
長期投資を目的に株式を購入する場合は、株価の変動によるリスクをいかに抑えるかがカギとなります。

2|投資信託

投資信託は、資産運用の専門家であるファンドマネーが、投資家から集めた資金を運用し、得た利益を投資した金額に応じて投資家に分配する金融商品です。
運用では、国内外の株式や債券、不動産などに投資します。

一般に、分散投資によるリスクコントロールがされており、商品によっては毎月少額を積み立てる手法で時間を分散させることもできるといった面でも、長期投資に向いています。

3|REIT

不動産投資の一つの方法で、不動産投資信託の略称です。投資家から集めた資金をもとに、不動産投資のプロが物件を購入し、発生する賃料や売却によって得た利益を、投資家に分配します。

4|国債

国債とは、国が公共事業等に必要な資金を国民から借り入れ、その際に発行する証明書のことです。
購入後、一定期間ごとに利息が受け取れ、満期(5年後)には元本が戻ってくる仕組みです。
発行元が国であるため、元本割れの心配がかなり少ないのがメリットです。
また、0.05%(年率)の最低金利保証も付いています。ただ、現在の銀行預金の利率よりは高利回りとはいえ、リターンはごくわずかです。

長期投資の不安を解決してくれるのが不動産投資


不動産投資は、アパートやマンションなどを購入して利益を得る投資方法です。
利益を得る方法は、家賃収入(インカムゲイン)と不動産を売却したときの利益(キャピタルゲイン)の2種類からなります。

入居者の需要が確実な物件を購入できれば、長期にわたり安定した家賃収入を得られ、また物件の資産価値を維持できれば売却時のキャピタルゲインも大きくなります。
こうしたことから、長期投資に向いていることが広く知られています。

不動産投資では、物件購入に際してのローンを完済できれば現物資産が手元に残ります。
その後は、物件から得られる家賃収入は自由に使うことが可能です。
また、家賃収入を使っても資産を切り崩すことがないのも、ほかの金融商品にはない大きなメリットです。
また、株式投資では、投資先企業の業績や経済状況などで短期間の急激な株価変動に見舞われることがありますが、不動産投資は株式ほど急激な価格変動によるリスクはありません。

そして、長期投資であっても、株式であれば値動きのチェック、投資信託やREITでは定期的な運用成績のチェックが必要になります。
しかし、不動産投資であれば、入居者の管理や清掃などの管理業務を管理業者に委託することで、自分の手をわずらわすことなく安定した家賃収入を得ることも可能です。

まとめ|長期投資は期間を決めて計画的に運用する

長期投資における、さまざまなメリットとデメリット、短期投資との違いをご紹介してきました。最後に、これらの内容を踏まえたうえで、長期投資を成功させるためのポイントを解説します。
第一のポイントは、運用期間を決めてから運用することです。
短期投資では、相場の上下や価格変動で売買のタイミングが決まりますが、長期投資には運用期間の決まった目安がありません。
自分のライフプランに合わせて資産を増やす期間と活用する期間を決めることが肝心です。投資の期間を設ければ、計画的な長期投資が始められるでしょう。
第二のポイントは余剰資金で投資をすること。
長期投資において資産を形成する期間は、結婚や出産、子育て、マイホーム購入など様々なライフイベントのある時期でもあります。
手持ちの資金のほとんどを投資に回してしまうと、実生活でお金が必要になったときに困ります。長期投資は、家計に悪影響を与えない余剰資金で行いましょう。
第三のポイントは分散投資をすること。
長期投資はリスクを抑えた堅実な運用ではありますが、損失が発生するリスクが全く無いわけではありません。
株式や投資信託、REIT、不動産などから複数の投資先を選び、分散投資することでリスクを抑えましょう。
そして最後に、損切りするポイントを決めておくこと。
長期投資では、一時的な相場の上下で行動を起こすのでなく、あくまで長期の運用で安定した収益を目指します。
とはいえ、状況によっては資産と時間を無駄にすることもあります。
「株価が○○円まで下がった売却する」といった損失を確定させるポイントを設けることも大切です。

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木山 善豪RIMAWARIBLOG編集責任者
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