おさいふ放浪記 Vol.3 「本当にお金が入る財布の色は!?」 | 利回り不動産《RIMAWARIBLOG》

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おさいふ放浪記 Vol.3 「本当にお金が入る財布の色は!?」

2022/01/28

更新日 2022年4月20日

新年といえば初詣、金運アップを願う方も少なくないですよね。今回は、2022年のゲッターズ飯田さんおすすめ財布や、お金の入る財布についてお届けしていきます。

インタビュー歴 2000 人以上。
昭和、平成、令和を第一線で書く女のマネー・エッセイ。
本企画は過去現在、そして未来の「お金」と「生き方」にまつわる話を、ノンフィクション作家の森綾(もり・あや)がエッセイ、著名人インタビュー、体験談などを交えてお送りしていきます。
経験は豊富。でも見た目は40代です!(本人談)。どうぞお楽しみください。

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第3回 本当にお金が入る財布の色は!?

どんな財布を持っているのか、腕時計と同時についつい見てしまうのが他人のお財布。
今やチャリーンとスマホ一台でという人もいそうですが、
やはり財布にお札が入っていると人として信用できそうな気がするから不思議です。
本当は何色の財布にお金がどんどん入るのか。
財布にまつわるこの頃事情、ちょっと見直してみましょう。
春だけに「張る」財布ですよ!

私の母方の祖母は大正元年生まれであった。
祖父母の家は明治時代からある平家建てで、時々、本当に蛇が落ちてきた。
春先には蛇が脱皮して皮だけ残していくこともあった。
それを祖母は財布の中に入れていた記憶がある。

「おばあちゃん、なんでそんなん入れてんの」

小さい私が聞くと、おばあちゃんは笑って

「お金がようけ入ってくるからや」

と言っていた。
確かに時代は高度成長だったから、その頃、おばあちゃんもお金を持っていたと思う。
思い出すに、昭和40年代は、お金持ちの財布といえば、蛇かワニだった気がする。
お金持ちそうなおじさんたちはワニ革の財布を持っていた。
ワシントン条約が発効されたのは1975年7月1日らしいので、微妙なところである。
おそらくそれまでにワニは乱獲されたのであろう。
おばあちゃんはワニ革のハンドバックも持っていた。
今も古道具屋に行くと、そういうのが店の奥にちょこんとあったりして微笑ましい。
とにかく、財布は蛇であった。
しかしなぜ、蛇だったのであろうか。
蛇は「巳(み)」であるから、実入りが良くなるという語呂合わせらしい。
なあんだ。洒落か。
だが夢でも蛇を見るとお金持ちになるとか、蛇とお金を結びつける話はいまだに後を絶たない。
いつぞやはFacebookの広告で金色の蛇がトグロを巻いている写真を使って
「この画像を見たらお金持ちになれます」みたいなのがあった。
ものすごい数の人がお金持ちになったのではないだろうか。
なれへん、なれへん。。。

さて、今回のテーマは財布である。
 
「もう5年くらい使っているので、財布を買い変えたいんですよね」

私が利回り不動産の担当のSさんにそういうと、Sさんは自分の財布を出してきて、
その財布がいかに素敵かを説明してくれ始めた。
確かにコードバンのツルッとした素敵な財布だった。

「国産で、一つずつ手作りなんです。この革が馬の革なんですけど、すごく希少なんです。
いろんな高級ブランドが使っているんですけど、このメーカーはそういう海外ブランドでは
ないので、ブランド料が入っていないんですよね。
高級ブランド並みのクオリティで、このお値段です!」

Sさんはものすごく営業トークが上手い。
何かを商品説明すると、みんな買ってしまうらしい。
私もポチッといきそうになったが、待て待て、ちょっと男性っぽいかなと思い止まった。
 
一般的に、新春の1月、2月4日の立春あたりに財布を換えるのはいいらしい。
春財布は「張る財布」と、これまた語呂合わせで縁起が良いという。
そこで私は、年末の「金の時計座」の幸運日を選び、伊勢丹新宿店へ行った。
バレクストラがいいなと思った。

「これ、おいくらですか」

「148,500円です」

「… そうですか」

微笑んでで押し戻した。

そんなの、利回り不動産で儲けてからしか買えない。

国産メーカーらしい、シンプルで革の悪くないのを見つけた。

「緑はありますか」

応対してくれた若い女性店員は、元気に説明してくれる。

「お客様。よくご存知ですね。あのゲッターズ飯田さんが、財布は緑。
しかもこの緑だとおっしゃっているんですよ!」

「えっ、あのゲッターズ飯田さんが!?」

調子に乗って言ってみたが、私はゲッターズ飯田さんと13年くらい友達である。
しかも最初の本をプロデュースしたりなんかもした。

「だから、ラスト1個なんです!」

「買います!」

調子に乗ってMIカードを出していた。
店員さんはすごく嬉しそうに、使い始める日まで教えてくれた。

「1月11日が、一粒万倍日で、それに天赦日で、最高ですよ!」

家に帰って調べると、ゲッターズさんの占いでも、金の時計座の私の最高幸運日だった。
今年は間違いなく金運が来るはずだ。間違いない。

風水で長年、財布にいい色と言われてきたのは黄色だった。
黄色はなんたって金色につながる。金色はお金の色。というわけである。
だったら金色の財布がいいんじゃないかと、私は若い頃金色の財布を持ったことがあるが、
なんとなく周りの人たちに引かれてしまった。
やはり露骨すぎるということであろうか。
Dr.コパさんは、今年は山吹色がいいとおっしゃっているそうだ。
こうなると本当になんでもいいんじゃないかと思えてくるが、
自分の経験から、やめたほうがいいのは赤である。
赤い財布は「赤字」にもつながるが、とにかくお金を使いたくなる色らしい。
入ってもくるがパッパと出ていく。なんとなくそんな感じだった。
真っ赤は良くないが、ワインレッドは良い、という説もある。

そういえばバブル時代、お金持ちの広告代理店の社長はカルティエのワインレッドの札入れを
ポケットから出していた。
黒は貯まる色、という説もある。
まあ、ここまでくると本当にわからないから蛇に戻ろう、なんてことになるのであろうか。

この悩ましい問題に一石を投じたのが、早稲田大学ビジネススクールの杉浦正和教授である。
『幸運学』(日経BP)という著書を出されているこの先生と、
club houseでしゃべらせてもらったことがある。
その時、いとも簡単にこうおっしゃった。

「新しい財布を持つと金運が上がるというけれど、買った時点で資産は減っているわけです」

まあそうなんだけど。
投資です。投資。運への投資。

新しい財布を買った。春だから張るに決まっている。
ラッキーカラーだから増えるに違いない。
だからお金の使い方を見直そう。

そういう思いで、新年、財布を買い換えるのは、悪いことではないと思う。
張る財布に、実入り。
語呂合わせも、洒落も、一つの言霊なのかもしれない。
気合を込めて、春財布。

投資始めにもいいかもしれない。

その1 登録する

ネット音痴なので、登録はちょっと手間取った。
一番引っかかるのは、マイカードの登録と通帳の写真の登録である。
ここがスルスルっと行くと、すぐできたはずだった。
しかし全てがスマホでできるのだから驚く。

さあ、これからお小遣い程度だが、実際に利回り不動産に投資してみようと思います!!

>>「昭和の埋蔵金」はこちら
>>「バブルとはなんだったのか」はこちら

#rimawariblog #利回り不動産 #森綾

本連載企画は、「森綾」が自身の体験に基づいた、お金にまつわるエッセイやインタビューを中心に連載していくコーナー「1万円からできる・利回り不動産」の提供でお送りしています。次回もお楽しみに!

プロフィール

PROFILE
  • 森綾(もり あや)
  • エッセイスト、作家。
  • 近著はロングセラーとなっている『一流の女が私だけに教えてくれたこと』
  • (マガジンハウス刊)、『Ladystandard』(マイナビ出版)、
  • 『大阪のおばちゃんの人生が変わるすごい格言100』(SBクリエイティブ)など多数。
  • スポーツニッポン新聞社大阪本社で文化部記者に。
  • ミック・ジャガー初来日での単独インタビューで編集局長賞を受賞。
  • その後、FM802開局時の広報・宣伝のプロデューサーに。’92年に上京、独立。
  • 人物インタビュー、ルポルタージュ、エッセイ、コラム、雑誌、新聞、WEB小説など
  • 多方面で執筆。作家、俳優、アーティスト、タレントなど様々な分野で活躍する著名人
  • のべ2,000人以上のインタビュー経験を持つ。
  • 長年のレギュラーインタビューは雑誌ミセス「表紙の人」、毎日新聞「ラジオアングル」
  • 星野リゾート公式HP社長対談構成など。
  • これまでに著した媒体は、AERA,週刊朝日,BAILA,VERY,Saita,婦人公論,LEE,UOMO
  • COSMOPOLITAN,Men’s club,日経エンタテインメントなど多数。
  • 近年は、人と香りをつなぐwebマガジン「フレグラボ」の執筆監修、
  • WEBマガジンのBRISAのチーフエディター(2010-2017年)
  • WEB小説『音楽人1988』(『音楽人』として2010年映画化)など、WEBコンテンツにも
  • 積極的に関わっている。
  • Facebook
    https://www.facebook.com/aya.mori1
  • Twitter
    https://twitter.com/otonaayaya

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ZENGO CHENRIMAWARIBLOG編集責任者
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