ユーザーボイス番外編#5【LGBT目線で考える将来のお金について】行政書士:大坪力基 | 利回り不動産《RIMAWARIBLOG》

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ユーザーボイス番外編#5【LGBT目線で考える将来のお金について】行政書士:大坪力基

2023/12/01

更新日 2024年4月19日

「利回り不動産」が送る動画&BLOGコンテンツ「プロフェッショナルボイス」は、利回り不動産のユーザーボイスの番外編として、不定期で配信をおこなう「プロに聞く」シリーズです。

第二回目では、行政書士、LGBT法務などの領域で活躍する大坪先生にお話を伺いました。

プロフィール
    陽明開行政書士事務所
    大坪力基(おおつぼ りきもと)
    行政書士・LGBT法務・M&Aコンサルタント

    1972年東京生まれ、29歳で政治学の博士号を取得し、大学講師を経て、2003年行政書士登録。M&Aのアドバイザリー会社の代表を兼務。外国人のVISA(在留資格)、LGBTQパートナーシップ契約書、終活支援など幅広く手掛ける。特技は中国語。

とうしろう
お名前と職業を教えてください

大坪力基(おおつぼ りきもと)と申します。行政書士をしております。ビザやM&A、それからLGBT法務など扱ってます

とうしろう
そうなんですね!ちなみにLGBT法務ってどんなもの?

パートナーシップ契約が主ですねそれから、相続とか遺言とか、そういったことのご相談を受け付けています。

とうしろう
なるほど、遺言書をしっかり作らないとどうなるの?

そうですねやっぱり法律上権利を持ってる人たちに、例えばお母さんやお父さんが生きてる場合とか、あとご兄弟とかいる場合に、そういったところを意識してちゃんとパートナーに資産を残しておきたいのであれば、きちっとした「遺言書」を作っておく、そうしないと万が一の時にご家族の方に全ての資産が行ってしまうっていうことがありますので、はい。そこをどうしたいかっていうのを伺い、実現する仕事ですね。

とうしろう
利回り不動産はどんな方におすすめだと思いますか?

まず時間がない方、例えば株式とかですと、ものすごいオタク的に勉強しないとなかなかできない部分っていうのがあると思うんですよね。かといって不動産は非常に安定している物と言えるんですけれども、額が大きい、それから流動性が低いっていう問題があるので不動産に対する投資のいいところを小さい単位で扱えるっていうのが不動産クラウドファンディングのいいところだと思ってますので、不動産投資の旨味の部分を少額で、しかも短期間で扱いたいっていう方にはいいのかなと思ってます。

そういった意味ではLGBTの方々にとってもライフサイクルが、例えばお付き合いする人との時間とかが長い方、短い方いろいろいるんですけれども結構お付き合いして別れてしまってまた新しい生活をスタートしなければいけないとか、そういう場合でも、非常に手がるに使い勝手がいいのかなっていうふうに思ってます。

とうしろう
LGBTの70代になるカップルのエピソードがあると伺いました。

LGBTのカップルの方でやっぱり70歳ぐらいの方なんですけれども、しっかり遺言書を互いに作成して、万が一亡くなったときに不動産がお互いにきちっと行くように「手当」をされている方がいますその方も本当に若い頃から長く付き合われていて親族の方に行かないようにということで、しっかり手当をしていると。いうことなんですけどもそういった方も中にはいらっしゃるんです。

現実にはやっぱり数年で別れてしまう方っていうのも一方ではあるので、そういった方にとって管理についてはやっぱり不動産を一緒に持ってしまうと別れるときに、非常に分けるのが大変っていう問題が現実にあったりします。

とうしろう
LGBTカップルが抱える問題とは?

普通の男女のカップルや、男女の夫婦でしたら、片方の方が亡くなったら、当然残った方には権利がありますけれども、同性の場合そういう権利っていうのはそもそも今のところない状態なので、もし名義がなくなったか型の方の名義だとしたらもうそこから出なければならないっていうことになりますよね。

ですからやっぱりしっかり手当をしておく法的に有料昇格なりしっかりしておくっていうのがとっても重要になります。LGBTのカップルの場合だと、やっぱりどちらか長く付き合っていかれる方死ぬまで添い遂げるっていう方に関しては、しっかり遺言書を作っておくっていうことと、あとはですねやっぱりすんなりぽっくりしなくなるっていうとは限らないんですね大体。死ぬしばらく前に痴呆状態になってしまったりとかいうことがあるのでお互いにですね、「任意後見契約」っていう契約を結んでおくとそうするとどちらか一方に何かあったときに判断能力が低下してしまったときにお互いにサポートができるとか、それからその契約を結んでることが前提で、亡くなった後のですねいろんな「死後後事務」って言うんですけど死後の事務の処理っていうことでいうと、「任意後見契約」を結んでる方が更にその契約を結んでおくってことができるんですね。

とうしろう
「任意後見契約」と「死後事務委任契約」について詳しく教えてください。

そうですね。お互いに「任意後見契約」を結んで、それからお互いに「死後事務委任契約」を結んでおくと、そうすると、痴呆状態になったときから亡くなった後のことまでサポートできるんですね。だけど、死後事務委任契約だけ単独で結ぶってことは基本的にできないことになっているので、そこをしっかりやっておくと、たとえばパートナーが、施設に入らなければいけないってなったときに、ちゃんとその相手の財産をしっかり現金化して施設に入れる手続きをしてあげたりとか、そういうこともできるので長く付き合うカップルであれば、やっぱりそこはしっかりやっておく必要があると思います。

とうしろう
LGBTの方へのアドバイスと未来設計について教えてください。

今の時代はライフスタイルもいろいろあります、僕も長く付き合った相手もいますけれども、別れてしまって今1人なんですけど「おひとりさま」でずっと行くっていうパターンも実は結構多いとおもいうます。これはLGBTに限られたことではないんですけれどもそういったときにやっぱり、最後はきちっと自分で資産を残しておくおいて老人ホームに入ったりとかということが必要になるので1人の人もしっかり「備えあれば憂いなし」ということで資産形成をしていくっていう、その中で一つの選択肢として、「不動産クラウドファンディング」っていうのはおすすめだと思います、実際の不動産と比べると利点もいくつかありますし、実際の不動産と比べると不動産クラウドファンディングの方がサイクルが短いですし資金も小さくできるとそれで不動産投資のメリットが得られるから実際のマンションとか持ってしまったら管理の問題が出てきたりしますよね。そういったところもいらないということで、その点で見ても不動産の投資の利点だけを良いところ取りできるっていうメリットがあるので、そこはポートフォリオの中にケアの十分検討に値すると思いますね。

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ZENGO CHEN
ZENGO CHENRIMAWARIBLOG編集責任者
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