資産運用とは?未来のお金を育むお金の運用方法を解説 | 利回り不動産《RIMAWARIBLOG》

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資産運用とは?未来のお金を育むお金の運用方法を解説

2021/06/21

更新日 2022年2月17日

子どもの教育費や老後の生活資金など、生きていくうえで何かと必要なお金。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、先行きに不安を感じている人も多いと思います。将来の経済的な不安を少しでも軽くできるよう、資産運用に挑戦してみませんか。資産運用の種類や始め方、始める際の注意点などを資産運用初心者にも分かりやすく解説します。

この記事はこんな人にオススメ
  • 初心者だけど資産運用を始めてみたい方
  • さまざまな資産運用方法とリスクについて知りたい方

初心者でも運用できる資産運用とは

資産運用とは、株式や不動産、債券などを管理・運用して自分の資産を増やすこと。給与水準や退職金は年々下がり、将来の年金支給額も不安なうえに低金利時代が続いています。そこで、初心者でも簡単に始められる資産運用をタイプ別にご紹介します。

お金を分類してみよう

資産運用を始めるにあたり、まずはお金を「使う」「貯める」「増やす」の3カテゴリに分類することが大切です。1つ目は使うお金の「生活資金」。食費や水光熱費といった毎月固定で支出するお金で、一般的には銀行や郵便局などに貯蓄します。2つ目は貯めるお金「目的資金」です。子どもの進学や車の買い替えなど、ライフイベントに応じて数年以内に必要になるお金を指します。最後の増やすお金が「資産運用のお金」となり、資産運用には生活資金と目的資金から捻出することになります。

資産運用はどんな種類があるの?

ひと口に資産運用と言っても種類はさまざま。まずは「リスク」と「リターン」という概念をおさえることが重要です。資産運用の世界で「リスク」は価格変動や金利変動など不確実性のある事象を指し、「リターン」は運用によって得られる収益を指します。自分にはどんな資産運用が適しているのか、その種類や特徴について知っておきましょう。

ローリスク・ローリターンの資産運用

値動きの幅が比較的小さく安心できるが、収益も小さい「ローリスク・ローリターン」の資産運用。その代表例を見ていきましょう。

預金・外貨預金(ローリスク・ローリターン)

ローリスク・ローリターンの資産運用の代表例と言えば、預金です。日本国内で預金をすれば元本が保証されるのでローリスクと言えますが、低金利の状態が長らく続いているためリターンも低くなります。逆に、海外の金融機関は日本より金利が高いため、外貨預金をすることで高い金利を期待できます。

金(ゴールド)

ローリスクの資産運用として根強く人気のある金投資。情勢変化などによって価値が暴落する通貨や株式とは異なり、金そのものが無価値になることはありません。しかし、金自体に利息や配当を生む特性がないため、ローリターンであることが特徴です。

ミドルリスク・ミドルリターンの資産運用

先に紹介したローリスク・ローリターンの投資より一定額の収益が期待できるのがミドルリスク・ミドルリターン。どのような種類があるか見てみましょう。

投資信託

投資信託とは、ファンドマネージャーと呼ばれる“投資のプロ”に資金を預け、手軽に資産運用する仕組みです。少額の資金でプロに任せられるうえ、投資信託の運用会社も多いため、初心者にもおすすめできる資産運用法です。

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい企業(ボロワー)に対し、お金を貸したい投資家(レンダー)が資金を援助し、返済利息で収益を得る投資です。近頃はインターネット上でのやり取りがさかんで、融資型クラウドファンディングとも呼ばれています。

REIT

REIT(リート)とは、不動産特化型の投資信託のこと。複数の投資家から集めた資金を元手に、オフィスビルやマンション、商業施設などに投資を行います。一般的な不動産投資よりも少額から始められるうえ、複数の物件に分散投資することでリスクを分散させることができます。

株式投資

株式投資とは、上場企業の株券を購入し、株価の上昇によって配当金を得る投資です。株主優待を受けたり、株主総会に出席するなどの権利を得られます。企業が成長すれば株式は値上がりしますが、社会情勢などの影響も出やすいためこまめな株価の先読みが重要になります。

不動産

不動産投資とは、購入した不動産を第三者に貸すことで賃料収益を得ること。自分が大家となり、毎月安定した収入を得ることができます。不動産投資は多くの場合、不動産会社のサポートがあるのも安心できるポイントです。また長い目で見れば、投資(購入)した金額以上での売却(キャピタル・ゲイン)も期待できます。

ハイリスク・ハイリターンの資産運用

得られる収益が大きい分、潜在的なリスクも高いハイリスク・ハイリターンの資産運用。仮想通貨や外国為替を用いたFXなどについてご紹介します。

仮想通貨

仮想通貨とは、特定の国の中央銀行で発行されている紙幣や通貨とは異なり、デジタルデータとして存在する通貨です。世界には1,500以上もの仮装通貨があると言われており、リアル通貨よりも値動きが激しいことも特徴です。また、ハッキングやシステム障害などによってトラブルも発生しやすく、ハイリスクの投資と言えます。

FX

FXとは、外国為替取引の価格変動から収益を得る資産運用法です。たとえば1ドル=115円で買ったお金が1ドル=125円に上れば、10円の利益が生まれます。FXは「証拠金取引」で行い、日本では証拠金に対して2~25倍までのレバレッジを設定することができます。そのため、投資効率が上がるというメリットもありますが、その分リスクも高まる可能性があります。

資産運用のはじめ方

情報を集めて資金を用意。資産運用のスタートアップ時にやっておくべき準備についてご説明します。

余剰資産の準備

収入のすべてを資産運用(投資)に回してしまうと、損失が発生したときに資産がマイナスになるだけでなく精神的ダメージも大きくなってしまいます。そのため、資産運用を始めるにあたり、余剰資金を準備することが重要となります。余剰資金とは「(収入-貯蓄)-支出」で余ったお金を指します。

セミナーへの参加

知識のないまま資産運用(投資)を始めると、大きな損失を抱えてしまうリスクがあります。資産運用を始める時に最も重要になるのが情報収集です。書籍やネットでの情報収集もよいですが、資産運用セミナーにも積極的に参加しましょう。疑問点をその場で解消できるうえ、同じ志を持った参加者との情報交換などができるため、効率よく資産運用の知識を得ることができます。

手数料などのコストを確認

資産運用を始める際の盲点になりやすいのが、運用コストです。証券会社や保険会社に支払う手数料をはじめ、投資信託を行う場合には「信託報酬」が、不動産投資には物件の管理費用などもかかります。また、口座開設にかかる手数料などもどれくらい必要なのか、事前に調べておくことが重要です。

資産運用の注意点

大事なお金を着実に増やすため、資産運用を行う際にはいくつかの注意点があります。資産運用の決まり事や税金対策などをしっかりおさえて、無理なくお金を運用しましょう。

リスクとリターンは比例

資産運用にはリスクとリターンという概念があります。リスクが大きいものほどリターンが大きく、リスクが小さいものほどリターンが小さいといったように、一般的にはリスクとリターンは比例します。つまり、大きな収益を期待するとリスクが大きくなるため、資産運用は身の丈に合ったものを選ぶことが大切です。

元本割れと損切り

資産運用には損失があるということも覚えておきましょう。資産運用の世界では、投資した資産が購入時の金額(価値)を下回ることを「元本割れ」と呼びます。対して、損失をこれ以上大きくさせないために保有している株式などを売却することを「損切り」と言います。損失が増え続けるのは精神的に大きな影響を及ぼすため、資産運用では損切りのタイミングを見るのが肝心となります。

損益通算で節税

資産運用の収益は課税対象となるため、損失が増えると税負担が気になるところ。損益通算とは、利益と損失を相殺させることで税負担を軽減させる仕組みです。2つの株式を保有している人が片方で利益を得て、もう一方で損失があった場合は、収益から損失分を差し引くことで節税が見込めます。さらに、損益通算の結果がマイナス収支になった場合、確定申告時に最長3年間は損失を繰り越して控除することもできます。

NISA口座開設で非課税

資産運用で得た収益にかかる税金が非課税になる制度をご存知ですか? それが、2014年から個人投資家向けに始まったNISAという制度です。NISA口座で運用を行うと、年間の投資上限が120万円に設定されますが、運用開始から5年間にわたって国内株式や外国株式、投資信託が非課税で保有できます。

また、投資上限額40万円で20年にわたり特定の投資信託を非課税保有できる「つみたてNISA」もありますので、自分の資産運用プランに合わせて賢く使うのがおすすめです。

まとめ|
資産運用の理想のバランスを考える

資産運用は将来のための資産形成にとても有効な手段です。

ただし、資産運用には損失というデメリットが付き物であることを忘れないようにしましょう。大きなリターンを狙って始める一攫千金的な投資は、とてつもなく大きな損失を招く恐れがあります。資産運用セミナーでじっくり学んだり、時にはファイナンシャルプランナーの力を借りるなどして、5年先、10年先に必要な資産目標を立ててから資産運用を始めてください。

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ZENGO CHEN
ZENGO CHENRIMAWARIBLOG編集責任者
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