世界から注目される北海道千歳のいま、その背景にあるラピダスがもたらす経済効果とは!? | 利回り不動産《RIMAWARIBLOG》

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世界から注目される北海道千歳のいま、その背景にあるラピダスがもたらす経済効果とは!?

2024/05/29

更新日 2024年5月29日

とうしろう
日本の不動産市場は近年、多くの注目を集めています。その中でも北海道の空の玄関口、新千歳空港を有する北海道千歳市には、不動産投資家にとって魅力的な投資先として急速に浮上しています。千歳市の不動産市場が注目される理由や、半導体工場ラピダス誘致による地価上昇や経済効果について詳しく解説していきます。ブログ後半では、次号のファンドについても少しご紹介いたします。

北海道の魅力とは?

北海道の中心都市といえば、政令指定都市の札幌市です。美しい自然環境と充実した都市機能を兼ね備え札幌は観光地としても人気が高く、毎年多くの観光客が訪れます。札幌雪まつりや三大歓楽街のすすきのなど、観光スポットや四季折々のイベントが豊富です。さらに、住みやすい都市としても知られ、国内外からの移住者も増えています。

このまちの住みやすさは、全国ランキングでも高く評価されています。例えば、「住みやすい都市ランキング」において常に上位にランクインしており、2023年には全国で第3位に選ばれました。この評価は、充実したインフラ、教育機関、医療施設、そして自然環境のバランスが取れていることに起因しています。

しかし、今回のブログの主役は札幌市ではなく、「千歳市」です。千歳市は札幌都市圏に位置し、飛行機で訪れたことがある人なら利用したことのあるであろう「新千歳空港」があり、札幌近郊の大空港として年間2,000万人以上が利用する空港です。

千歳市はどんなところ?

千歳市は、北海道の南西部に位置する活気ある都市で、新千歳空港を有する交通の要所です。人口は約97,000人で、自然と都市が調和した魅力的な地域であり、豊かな自然環境と便利な都市機能が共存しています。

空の玄関口「新千歳空港」は国内外からのアクセスが非常に便利で、年間を通じて多くの観光客が訪れます。空港内にはショッピングモールや温泉施設、映画館などがあり、旅行者や地元の人々に人気。千歳市はまた、観光名所としても知られており、美しい湖である支笏湖(しこつこ)がその代表格です。支笏湖は、日本最北の不凍湖であり、透明度の高い湖水が四季折々の景観を楽しませてくれます。

さらに、千歳市は歴史や文化も豊かで市内各地には、アイヌ文化に関する資料を展示する「千歳アイヌ文化資料館」や、地域の歴史を学べる「千歳市郷土博物館」などがあります。
総じて、自然環境と都市機能が調和し、観光・産業・教育のバランスが取れた魅力的な地域であり、住みやすさとアクセスの良さから、北海道の都市で札幌市に次いで人口が増えているエリア(令和2年国勢調査より)です。

人口推移と地域の成長について

千歳市の人口推移は、投資家にとって注目すべきポイントです。近年、千歳市の人口は安定して増加傾向にあり、20年連続して人口と世帯数共に増加しています。特に若年層やファミリー層の移住が目立ちます。平均年齢が 42.92 歳(平成 27 年国勢調査)をみても、全道一若いまちとしても注目をされています。人口増加の要因は、空港の活況や企業活動等による雇用の増加のほか、市内専門学校 の学科移設や大学効率化に係る学生数の増加などが主な要因になっており、さらなる人口増加を目指すため、“子育てするなら、千歳市”をキャッチフレーズに、妊娠・出産から子育てまで切れ目のない支援を実施し、子育て世代がしあわせを実感できる「子育てのまち」が定着してきたのも、人口増加に寄与しています。

以下のグラフは、千歳市の直近の人口推移。

半導体工場ラピダス誘致の影響

さらには、新たな半導体工場ラビダスが誘致されることが決定し急ピッチで工事が進行中の北海道千歳市。最先端半導体の国産化を目指すラピダスの千歳工場が試作ラインの稼働を始める2025年4月まであと1年を切った今、国産半導体工場ラピダスの注目はより一層高まっています。一般社団法人「北海道新産業創造機構」は、ラピダスがもたらす道内の経済効果を2023~2036年度の累計で最大18兆8000億円と試算しています。このニュースは、不動産市場に大きな影響を与えました。半導体産業は高付加価値産業であり、多くの雇用を生み出します。これにより、札幌の経済は一層活性化し、地価も上昇傾向、今後も継続していくことが見込まれています。

千歳市の地価の上昇と投資チャンス

半導体工場ラピダスの誘致により、千歳市を中心に隣接する町の地価は急速に上昇しています。特にその中心地である千歳市では、住宅地で24.0%、商業地で19.2%、周辺の市でも同じく上昇しており、投資家にとって魅力的な投資のチャンスとなっています。以下のグラフは、日本版のシリコンバレー、通称「北海道バレー」周辺の地価上昇率を示しています。


(出典:日本経済新聞HPより)

ラピダスだけじゃない、経済効果と地域振興

現在、日本版シリコンバレー、通称「北海道バレー」への半導体工場の誘致は、千歳市を中心に周辺自治体の経済にプラスの影響をもたらしています。新たな雇用の創出により地域経済が活性化し、飲食業やサービス業など他の産業にも波及効果が期待されています。この動きは、地域住民だけでなく、全国からの注目を集めているのです。


出典:F.VILLAGE公式サイト
さらに、昨年開業した「エスコンフィールドHOKKAIDO」(通称:エスコンフィールド)も経済に大きな影響を与えています。この新たな施設の完成により、道外からの観光客やビジネス客の流入が見込まれており、地域経済のさらなる発展が期待されています。エスコンフィールドは、スポーツイベントやコンサートなど多目的に利用される予定で、地元経済に新たな活気をもたらすでしょう。

このように、札幌都市圏は今、多方面からの経済刺激を受けて急速に発展しています。半導体工場とエスコンフィールドの二大プロジェクトは、地域経済の柱となり、住環境の改善やインフラの整備も進むことで、札幌はさらに住みやすい都市へと変貌を遂げるでしょう。


(出典:ラピダス公式サイト)
また、この経済成長は不動産市場にも大きな影響を与えます。専門家は、札幌都市圏の不動産市場が今後も成長を続けると予測しており、投資家にとっては絶好の機会となるとみています。特に、長期的な視点で見た場合、札幌都市圏*の不動産は安定した収益をもたらす可能性が高く、今が投資のタイミングであると言えます。

札幌の未来は明るく、地域振興と経済発展が同時に進行するこの時期に、不動産投資を検討する価値は非常に高いと言えるでしょう。札幌の成長を支えるプロジェクトに注目し、地域経済の一翼を担うことで、持続可能な利益を追求することができます。

(*札幌都市圏は北海道の経済・文化の中心地で、約250万人の人口を抱えます。札幌市を中心に石狩市、江別市、北広島市、恵庭市、千歳市、小樽市などが含まれ、広域にわたる都市圏を形成しています。)

次号ファンドは話題の中心に位置する「北海道千歳市」

6月に登場する利回り不動産の次号56号ファンドは、本日ご紹介した、投資家から注目される「北海道千歳エリア」のファミリー向け1棟マンションです。千歳市は前述したよう北海道内でも特に発展が著しい地域であり、今後より一層国内外の観光客やビジネス客が多く訪れる場所となります。新千歳空港をはじめとする交通インフラの整備が進み、アクセスの良さも魅力の一つです。

このエリアは、経済的インパクトが非常に大きく、観光業やサービス業の需要が高まりつつあり、地域全体の経済活動が活発化しています。経済活動の活発化に伴い、人口・世帯数も増加していますが、ファミリー向け3LDK以上の賃貸物件の供給は多くありません。
このような背景から、札幌都市圏の中でも特に「千歳エリア」の不動産市場には多くの期待が寄せられており、投資先として非常に魅力的な場所となっています。

56号ファンドは「インカム型」で登場する予定で、安定した収益が見込めます。(インカム型ファンドとは、主に不動産賃貸収入を配当原資としているファンド)
千歳エリアの不動産市場は需要が高く、賃貸物件の稼働率も非常に良好であり、今回の物件も現在満室稼働中です。これにより、投資家にとっては安定した収益が期待できるファンドとなっています。

持続可能な経済成長が進む北海道千歳市は今後ますます住みやすく、働きやすい都市として進化していくことでしょう。こうした地域の成長ポテンシャルが、高い投資価値を生み出している所以です。

6月4日に公開予定の利回り不動産新ファンドは、こうした千歳エリアの魅力を存分に活かしたプロジェクトです。投資家の皆様には、この機会をお見逃しなく、ぜひご注目いただきたいと思います。

新ファンドの詳細情報や投資のポイントについては、公開日に改めてご案内いたしますので、どうぞお楽しみに。

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ZENGO CHEN
ZENGO CHENRIMAWARIBLOG編集責任者
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